この記事は、fjdj Advent Caleder2025の4日目の記事です。
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今回は旅行記です。
※ 写真が多いです!!飽きない方はどうぞ最後までご覧ください
目次
概要
5月4日(日)から5月6日(火休)にかけて鉄路で福島と仙台に行ってきたのでその記録です。
目的①:連続乗車券を発券して使ってみる
目的②:磐越東線に乗る
目的③:福島と仙台の探検
他に細かいのもありますが大雑把にはこんな感じ。
きっぷの発券
連続乗車券とは、(普通にJR使う分にはめったに使わない形式だと思いますが)6の字状などの経路を一度に購入できる仕組みです。別に理論上どんな区間でも分割すれば普通乗車券として買えるのですが、往復乗車券と同様一枚の学割証で一行程の切符を買えるというメリットがあります。
その連続乗車券が2026年3月で廃止されるらしく、消える前に一度は使ってみたいということでこれを活用した旅行を組んでみた次第です。
連続乗車券はMV(指定席券売機)で自分で発券することができないので、みどりの窓口に行く必要があります*1。みどりの窓口は近年めっきり数が減らされてますが、新宿の東西自由通路のところが優秀と感じています。(並ぶけど窓口の数が多いので回転も早い*2)
連続乗車券のような複雑な経路で発券をお願いする場合は簡単な説明を紙に用意しておくとよいとされているので(?)、ざっと略図を書いて持っていきました。
まさに厄介オタクムーブをしている自覚があり申し訳無いと思いつつも窓口のお姉さんは爆速で発券してくれました。ありがたい。


図には書かなかったが岩沼-仙台往復の普通乗車券も出してもらった
(岩沼~仙台は運行上の東北本線と常磐線が重複しているため)
1日目
10:51 高田馬場駅
旅は山手線の高田馬場からスタートです。早速、山手線が遅延していました。


日暮里 11:20→土浦 12:22 常磐線快速 1157M
日暮里で常磐線に乗り換えます。
当然のようにJREポイントを使ってグリーン車に乗りました。(600ポイント)
常磐線も少し遅延してました。




土浦 12:48→水戸 13:35 常磐線 635M
土浦からはE531系5両編成です


水戸駅では水郡線のキハE130系を見かけました。水郡線、常陸太田から一回だけ使ったことありますがほぼ意識なかったので今度ちゃんと郡山まで乗り通してみたい。

水戸 14:12→いわき 15:21 常磐線特急 ひたち13号 13M
ここで特急に乗ります。今回の旅行はJREポイントの利用を前提にしていて、本当は上野あたりから特急に乗りたかったのですがそこはGW真っ只中、動くのが遅かったので席が取れず水戸から部分的に乗ることにしました。この特急も6分くらい遅延してたかな。
720ポイント使用。


いわき駅にはホームとエスカレーターの間に高低差があり、坂になっていました。なんでエスカレーター設置時に電車ホームの高さに合わせなかったんだろう?

ホーム高さについては以下のサイトが詳しいので興味がある人は見てみてください。
いわき 15:45→郡山 17:36 磐越東線 743D
いよいよ磐越東線、キハ110系です。気動車は大回りの八高線でたまに乗るくらいで久しぶりでした。


のんびり車窓を眺めてたら郡山に着きました。改札機にQRコードリーダーが実装されていて、最寄りのJR駅は準備工事に留まっていたはずなので、東京より進んでね?と思うなどしました。




郡山 19:06→福島 19:53 東北本線 1157M
郡山からは701系でした。(写真無かった)
車内には津波警報発令時の行動を示すポスターがある以外は何もなく、広告で埋め尽くされてるのは大都市圏だけなのだなぁとしみじみ感じました。


1日目夜
福島では、ちょうど福島出身の後輩が帰省しているとのことで二人で星を撮りに行きました。ちょっと車を走らせるだけでかなり写るので感激しました。多分、R6を買ってからの初めての星景撮影だったと思います。ソフトフィルター付けていくつか適当に写真を撮りました。


中央一番下に見えるのが北極星

中央の赤い星はアンタレス
3時過ぎに力尽きて車の中で仮眠を取り、翌朝福島駅に戻りました。
2日目
福島駅の近くで車を返したその足でマックに行き朝ごはんを食べ、ここで後輩くんと別れました。
2日目は夜までに仙台に着けばいいので、福島探検が主となります。前々から浄土平に行きたいと思っていたものの、車は6時間しか借りられない*3という制約があります。朝から借りると昼過ぎには戻ってきてしまうことになるため、どこかで時間調整をしようと考えました。
地図を見て、目についたのがイオンシネマ福島だったので、そこに入りました(なんで?)。*4


浄土平
気を取り直して、浄土平に向かいます。
一人なので道中の写真がありませんが、磐梯吾妻スカイラインの景色がなかなかによかったです。


吾妻小富士というのがあるので登ってみました。
お鉢巡りができるというので周ってみましたが、身の危険を感じるくらい風が強く、周り始めたのを後悔しつつ結局一周してしまいました。東側まで周ると福島市街が見えるなど、大変眺めがよかったです。



17時過ぎに車を返却し、仙台に向かいます。


福島 18:40→仙台 20:03 東北本線 583M


仙台駅はたしか初上陸です。


仙石東北ライン、このときはなんの意味があるかよくわかってませんでした。
最近ようやく調べて、石巻方面の速達化を目的にしていること、交流電化と直流電化をまたぐことと連絡線が非電化であることからハイブリッド気動車が充当されていることなど非常に興味深い路線であることがわかりました。






この日の夜は9h(ナインアワーズ)というカプセルホテルに泊まりました。これも初めての試みで、カプセルホテルというものがどれだけ快適かを検証したかったからです。
感想ですが、布団があるだけ快適なものの、荷物をロッカーに詰め込まなきゃいけないのが億劫、真横真下に他人がいるので物音にかなり気を遣うという点で面倒に感じました。でも布団という点で睡眠の質はそれなりに確保できるので、うーん…5000円以下ならありかなと思いました。6000~7000円払えば東横インに泊まれますからね。

3日目
カプセルホテルから仙台駅は歩ける距離なのですがせっかくなので一駅だけ市営地下鉄に乗ってみました。
都営大江戸線に似てるな~と思ったら案の定線路にリアクションプレートが置いてありました。リニア方式だったんですね。


三陸方面ドライブ
この日は車で三陸方面に向かいました。行きたかったのは東日本大震災の遺構群です。

石巻南浜津波復興祈念公園を中心に、門脇小学校、女川町などを巡りました。


石巻から先、女川にも訪れました。女川駅の上には温泉があったり、裏手にはトレーラービレッジがあったりと改めてゆっくり訪れたいと強く思いました。


本当は女川からさらに大川小まで足を伸ばすつもりだったのですが6時間で到底収まるはずなく、切り上げて仙台に戻りました。
なお、ギリギリを攻めすぎた結果返却に手間取って6時間15分を超えてしまい、距離料金2000円弱かかってしまったというオチもあります。
仙台 14:40→原ノ町 16:09 常磐線 244M
あとは帰るだけです。
仙台からの帰りは、本当は仙台発品川行きの特急で1本で帰りたかったのですが、それだと東京着が23時前くらいになってしまうので今回は見送ることにしました。
まずはいわきまで鈍行で向かいます。

原ノ町 16:20→いわき 17:46 常磐線 682M


仙台からの電車の中で特急券を取ろうとえきねっとを開いたところ、いわきから上野までの席が既に満席になっていました。自分の旅行は結構行き当たりばったりで進めることが多いので(それも楽しんでるし予定が変わってもいいように指定席は極力取らないようにしていることが多い)、特急券も直前に取ればいいやと思っていたのですが、GW舐めてました。
熟考の末、いわきから水戸までひたちに乗って、水戸からは勝田始発のときわ号に乗ることにしました。常磐線特急で混むのは主に水戸~上野なので、水戸までは席は空いてるはず!そこで乗り継げばええやんという寸法です*5。682Mは水戸行きなので本当はひたち号使わなくてもよかったんですが、楽して帰りたいというのと、行きにゆっくり見られなかったいわき駅を探索したかったというのもあり特急を使うことにしました。
いわき駅前にはホテルメッツ系のHOTEL B4Tなるものがありました。今度泊まってみたい。いわき駅は以前平(たいら)駅という名前だったそうです。戦前は磐越東線も平郡(へいぐん)線という名前だったとか。


いわき 18:17→水戸 19:26 常磐線 特急ひたち26号 26M
いわきからのひたちはリバイバルカラーの編成でした。一瞬本当にE653系と見間違えました。
720ポイント使用。


水戸 19:53→東京 21:13 常磐線 特急ときわ82号 82M
ときわ号は各列に人が座っていたもののひたちほど混んでなかったのでかなり快適に帰ることができました。
1280ポイント使用。


21:37 新宿駅
最後に新宿駅に戻ってタイマーストップです。

まとめ
今回の旅ではJREポイントを3320ポイント使用しました。
本当は品川から仙台まで乗り通してみたかったのですが、改めてやってみたいと思います。
三陸方面は、消化不良に終わりました。実は8月に再訪してるので、また記事にしたいと思っています。
いずれにせよ、連続乗車券を使ってみること、磐越東線に乗ること、福島と仙台で遊ぶ目標を達成することができ大変楽しかったです。
編集後記
この回の旅行はさほど中身は多くないという印象があるのですが、ダラダラ書いていたらとんでもない量になってしまいました。もうちょっとコンパクトにできないか、試行錯誤を続けたいと思います。


















